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此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。 シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
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僕と、君の邂逅―


刹那の自宅、自室にて。


守衛刹那は一人ベッドに仰向けに寝転がり、そこから見える夜空を眺めながら独り言を零していた。
いや、正確には彼の中で会話していた。

「…綺麗な夜空だね」
誰に、という訳でもなく発せられる言葉。少し間が空いてそれに応える声。
『……そうだな』
刹那とよく似た、だが若干低い声。その声は刹那のような穏やかさや柔らかさを含んでいない。だが、それは「彼」にとってはいつも通りの声。
『………俺が出なくて良いのか?』
彼の声に頷く刹那。表情は柔らかい。
「いつも、僕は君に頼りきりだった。…この前のリリス依頼だって、君だったろ?」
『アレは俺が好きでやったことだ。リリス…いや、ゴーストは気に食わねぇ」
苛立ちを含んだ彼の声。刹那はそんな彼の仏頂面を感じて苦笑した。
「僕もだよ。……僕は、自分の意思でこの戦争を戦いたいんだよ」
彼がため息をつく。案外頑固な刹那を、彼はよく理解していた。
『そうか……それが、お前の選んだ道なんだな?』
「あぁ、これは……僕の決断だ」
刹那の表情には固い信念が宿っている。
『………どんな結末が待っていても、例え……お前の心が壊れることが、お前が命を失っても……それでもか?』
彼の声は淡々としている。まるで感情が無いかのようだ。刹那は頷いた。
「……あぁ、僕は……後悔しない。涙はもう無い。僕には……失うモノなんか『何も無い、か?』……!」
彼が刹那の言葉を遮る。
『ふざけてるのか?そんな台詞、てめーには似合わねぇな。んな台詞は大事なモノ全部失ってから言うんだな』
刹那は少し厳しい表情を作った。
「……僕をバカにしてるのか?」
『……俺の過去は知ってるだろう?全部無くしたんだよ。全部な………。俺は、もう守護剣士じゃない。お前も、な。……俺達は、ただの破壊者。殺戮者。…殲滅者だ」
刹那は目を伏せた。
「そうだね………守護剣士は、守護剣士としての戦いは……これで、最後だね」
『…忘れるなよ。お前の心が砕かれる時……それは、お前の最期。お前が俺になる……そういうことだ』
「……あぁ」
刹那は、意識がまどろんでいくのを感じた。
『ん?…なんだよ、寝るのか?……ま、明日に備えて寝るのも大事だな。……おやすみ、刹那」
沈んでいく意識の中、彼の、何時もより少しだけ穏やかでぶっきらぼうな声が聞こえた。
「……おやすみ、セツナ………」

どんな結末が待っていようと、戦う。その誓いの行く末は、銀色の満月だけが知っている。
そんな、気がした―。

 

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