此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。
シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「まぁ、色々吹っ切れたさ」
そうは言うものの、少しだけショックはある。これは仕方ない事だとは思うけど。
「……。」
何時の間にか海岸まで歩いてきた。桟橋の中ほどまで歩いて、海を見つめた。
と、突然後ろから蹴り飛ばされ。
「あ」
海へとダイブする羽目になったのであった。
「……何するんだよ」
「吹っ切れたとか言いつつ引きずってるからだ、阿呆」
ずぶ濡れのままで蹴り飛ばした主へと目を向ける。僕の腰辺りまでしかない身長。良く似た顔と、紅の瞳。
「だからって蹴り飛ばさなくても良いだろ……」
「こんな寒い所に居ないで帰ろうぜ。ってか、冬に桟橋って何だよ。死にたかったのか?」
かつてはもう一人の僕であった存在。彼―セツナ・ライトウェルは淡々とそんなコトを言ってのける。
「そんなワケないだろ。こういう気分の時は海って決まってるんだよ」
「大人しくベッドにでも引き籠ってれば良いんだよ、このバカ」
セツナは今、小学生の姿だ。頭の中は僕の中にいたセツナそのまま。だけど、会話していると何となく子供っぽくなったような気がする。
「死にたいなら、やる事やってからにするんだな。俺は構わないぜ?」
「………」
聞き流しつつ、顔を上げた。空にはいつもより輝いて見える星。
「……そうだね」
「あ?」
返事は無いものと思っていたのであろうセツナは頭の上に疑問符を浮かべる。僕は、お構いなしに歩みを進める事にした。
「あ、テメ、待ちやがれ!」
慌てて追って来るセツナを後目に、僕はもう少しだけ散歩を楽しむことにしたのだった。
「……。」
何時の間にか海岸まで歩いてきた。桟橋の中ほどまで歩いて、海を見つめた。
と、突然後ろから蹴り飛ばされ。
「あ」
海へとダイブする羽目になったのであった。
「……何するんだよ」
「吹っ切れたとか言いつつ引きずってるからだ、阿呆」
ずぶ濡れのままで蹴り飛ばした主へと目を向ける。僕の腰辺りまでしかない身長。良く似た顔と、紅の瞳。
「だからって蹴り飛ばさなくても良いだろ……」
「こんな寒い所に居ないで帰ろうぜ。ってか、冬に桟橋って何だよ。死にたかったのか?」
かつてはもう一人の僕であった存在。彼―セツナ・ライトウェルは淡々とそんなコトを言ってのける。
「そんなワケないだろ。こういう気分の時は海って決まってるんだよ」
「大人しくベッドにでも引き籠ってれば良いんだよ、このバカ」
セツナは今、小学生の姿だ。頭の中は僕の中にいたセツナそのまま。だけど、会話していると何となく子供っぽくなったような気がする。
「死にたいなら、やる事やってからにするんだな。俺は構わないぜ?」
「………」
聞き流しつつ、顔を上げた。空にはいつもより輝いて見える星。
「……そうだね」
「あ?」
返事は無いものと思っていたのであろうセツナは頭の上に疑問符を浮かべる。僕は、お構いなしに歩みを進める事にした。
「あ、テメ、待ちやがれ!」
慌てて追って来るセツナを後目に、僕はもう少しだけ散歩を楽しむことにしたのだった。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
リンク
フリーエリア
最新記事
(07/04)
(02/15)
(12/31)
(12/25)
(12/22)
最新TB
プロフィール
HN:
守衛・刹那
性別:
男性
ブログ内検索
カウンター