此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。
シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いつの間にか、空には星が広がり、光を降らせていた。
星空の下、交錯した二人。
セツナの薙いだ刀は確実にナイトの脇腹を切り裂いた。ナイトは鮮血を撒き散らしながら倒れる。
筈だった。
「踏み込みが甘いのだよ、セツナ」
ナイトは脇腹の傷をさして気にした様子もなく、驚愕に目を見開くセツナの額に指を当て、気を送り込む。
(……また、負けるのか……俺は……こいつに……ッ!)
全身から血が吹き出し、口からも血の塊が吐き出される。
ナイトを視界に捉える。だが、セツナの思考はそこで途切れる。最後に感じたのは体内で爆ぜた破壊的な痛みだった。
「ぐあああああああぁぁぁあぁあっっ!!」
「……流石だ、セツナ……私にここまでの傷を負わせるとは……」
ナイトは自己回復をかけながら呟く。彼の目の前には、完全に動きを止めた少年が倒れている。
「さて……このまま連れて帰るのも良いが……この強さ、どれほどまで行けるかが楽しみだ」
ナイトは自嘲気味に笑い、聞こえてないことを知りながら言葉を紡いだ。
「アタラクシアに来ると良い。彼女を取り戻したいのならばな」
ナイトは、悠々と去っていく。星空の下、光を受けながら。
「最も……私は君が君の意志で私の下へ戻ってくる時を待っているのだが、ね……」
後書き
今回はかなり短めです。というのも、一度ここで区切っておきたいのと、他にも数本書く必要ができたので。
募集に応じてくださった方々はありがとうございました。執筆まではもう暫くお待ちください。
セツナの薙いだ刀は確実にナイトの脇腹を切り裂いた。ナイトは鮮血を撒き散らしながら倒れる。
筈だった。
「踏み込みが甘いのだよ、セツナ」
ナイトは脇腹の傷をさして気にした様子もなく、驚愕に目を見開くセツナの額に指を当て、気を送り込む。
(……また、負けるのか……俺は……こいつに……ッ!)
全身から血が吹き出し、口からも血の塊が吐き出される。
ナイトを視界に捉える。だが、セツナの思考はそこで途切れる。最後に感じたのは体内で爆ぜた破壊的な痛みだった。
「ぐあああああああぁぁぁあぁあっっ!!」
「……流石だ、セツナ……私にここまでの傷を負わせるとは……」
ナイトは自己回復をかけながら呟く。彼の目の前には、完全に動きを止めた少年が倒れている。
「さて……このまま連れて帰るのも良いが……この強さ、どれほどまで行けるかが楽しみだ」
ナイトは自嘲気味に笑い、聞こえてないことを知りながら言葉を紡いだ。
「アタラクシアに来ると良い。彼女を取り戻したいのならばな」
ナイトは、悠々と去っていく。星空の下、光を受けながら。
「最も……私は君が君の意志で私の下へ戻ってくる時を待っているのだが、ね……」
後書き
今回はかなり短めです。というのも、一度ここで区切っておきたいのと、他にも数本書く必要ができたので。
募集に応じてくださった方々はありがとうございました。執筆まではもう暫くお待ちください。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
リンク
フリーエリア
最新記事
(07/04)
(02/15)
(12/31)
(12/25)
(12/22)
最新TB
プロフィール
HN:
守衛・刹那
性別:
男性
ブログ内検索
カウンター