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此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。 シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
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リクエストをベースにした短編です。
まずはSSアイディアを出してくれた雪乃城・あやめさん、背後さんに感謝を。遅くなってしまいましたが、少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。




秋風が休日の町を吹き抜ける。少し冷たさを含んだ風は夏の終わりを、そして冬が近づいてきていることを知らせていた。
「少し、寒くなってきましたね………」
雪乃城あやめは休日の町並みを歩いていた。和服を纏い、銀色の髪を揺らして歩く彼女はその日の夕食の彼女はその日の夕食を作る為の食材を買うために外へ出たのだった。
あやめはその日の分のみの食材を買うことにしている。そうすれば、あまり荷物が多くならないからだ。
「まずは野菜と………」
考えながら歩くあやめを遠くから見据える視線があった。単なる不良である。
あやめは控えめに見ても美人の部類に入るだろう。そもそも銀誓館には容姿の整った人物が多いのだが。
不良は3人ほど。それぞれが目で合図を取って頷くと彼女に近づいて行った。


黒髪の少年があやめに目を向け、そして不良達に目を向けた。


「和食中心で……やはりスーパーに行くべきですね………?」
彼女の前を先ほどの3人が塞いでいた。口元に笑みを浮かべている。
「ねぇ、買い物? それならさ、良いところ知ってるから一緒に行かない?」
そんな感じで声を掛けてきた。あやめは眉をひそめる。不良たちは徐々に近づいてくる。腕を掴まれるのは嫌だと思った。
「ほら、……?」
何かを言いかけた不良の視線があやめの後方で止まった。他の二人も同様に。
あやめが振り返ると、よく見知った少年の姿があった。だが、瞳の色は真紅だった。
彼女は、その色も知っていた。
少年が不良の一人を見据えた。
「……懲りないな、お前ら」
真紅眼の少年がぼそ、と呟くと同時に不良が悲鳴を上げて走り去った。呆気に取られているあやめに少年が声を掛けた。
「……何を呆けているんだ、あやめ」
「えっと……セツナさん、ですよね?」
少年の名は守衛刹那。いや、今はセツナと呼ぶ方が正しい。
「あぁ………しかし、休みの日は馬鹿が増えるな。…買い物か?」
「あ、はい」
セツナが溜息を一つ吐いた。
「……俺も行く。何となく心配だからな」
あやめは微笑して、礼を言うのだった。


「セツナさんはお買いものはいいんですか?」
「あぁ。気晴らしに歩いていただけだ」
あやめは野菜を手に、あれこれと考え事をしている。セツナは辺りを見渡していた。恐らく、先ほどの件もあるので警戒しているのだろう。休日の町は馬鹿が多いのだ。
そして、買い物が終わるまでにセツナが睨みつけた馬鹿は二桁に上ったという。


時は瞬く間に過ぎ、茜色の空をセツナが見上げた。帰宅するあやめを途中まで送っているところだ。
「………遅くなったな。帰らねぇとアイツが煩い」
「すみません、セツナさん……」
頭を下げるあやめにセツナはひらひらと手を振った。
「気にするな。俺は気にしない。それより、気をつけて帰れよな」
そう言ってセツナは踵を返した。
「あの、セツナさん」
「あ?」
声を掛けたあやめへセツナは振り返った。
「ありがとうございました!」
頭を下げるあやめを見て、セツナはきょとんとし、それから微笑した。
「……あぁ」
自宅へと歩みを進めるセツナの顔は、彼にしては珍しく、柔らかな笑みを残していた。














後書き
短編小説をお読みいただきありがとうございました!
いかがでしたでしょうか? 少しでも楽しめていただけたなら嬉しい限りです。
あやめさんのキャラを生かせていない部分があると思います。今後とも腕を磨くべく精進致しますので応援してくださると幸いです!

それでは、今後とも宜しくお願いいたします。


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