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此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。 シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
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司令室にて。
「時は満ちた。……さぁ、全てを滅ぼすために……今こそ……」

俺達幹部五人は突然、ナイトに呼び出された。
「君たちに単独任務を行ってもらう。」
……唐突だ。いくつもの疑問が浮かぶ。俺はその疑問を口にした。
「何故、私達が?偵察隊に任せれば良いのでは無いですか?」
「それは私が決める事であり、セツナ、君が決める事では無い。」
そう答えられれば俺は反論の術を持てない。
「今からそれぞれの任に就く場所を発表する。」
ナイトは淡々と俺達が向かう先を告げる。……見事なまでに切り離されている。俺は特に遠い場所へ行くことになるようだ。
「出発は三日後。期間は一ヶ月だ。内容は行けば解る。各自それまでに準備をして向かうように。以上。」
ナイトはそれだけ言うと司令室を出て行こうとする。その背中にキリアが声をかける。
「待ってください!」
「……何か、問題でも?」
それは有無を言わせぬ眼だった。そこには司令官ではなく、修羅を潜り抜けてきた一人の男が居た。俺は何時の間にか、拳を握り締めていた。怒りでも、畏怖でもない。……底知れぬこの男の力に俺は反応しているのだろうか?キリアは圧倒されながらも言葉を継いだ。
「何故、こんな急に……」
「急を要する事だからだ。」
今度はシオンが反論した。
「だからって、三日後なんて……もう少し先に延ばして頂けませんか?」
「それを決めるのは私だ、と言った筈だ。…まだ、解らぬか?」
ギラ、と光るその眼光にキリアもシオンも威圧される。ソウマは冷や汗を浮かべ、フレイアは俺の腕に痛い位にしがみついていた。
「……承知、致しました。」
キリアはそれだけ言うと視線を逸らした。これ以上、直視できないとでも言うかのように。…無理も無い。
ナイトは司令室を出て行き、俺達は俺の部屋に集まって今後の相談をする事にした。

「任務である以上、僕らは従うしかない……だけど……」
キリアが鎮痛な面持ちで言う。事実、俺達は行くしかない。だが……何か嫌な予感がする。俺達は此処を離れてはいけない、そんな気がした。
「私、嫌だよ……たった一人で、全く知らない場所に行くなんて……」
シオンは今にも泣きそうだ。キリアはそんなシオンを抱き寄せた。
「だけどさ、一ヶ月したら戻って来れるんだろ?ならその間我慢すれば……」
「無事でいられる可能性が何処にある?わざわざ私達を向かわせるような任務だぞ。」
雰囲気を少しでも明るくしようとするソウマと冷たく言い放つフレイア。
「……セツナ、お前はどう思う?」
フレイアにそう問われて俺は顔を上げた。全員が俺の顔を期待を込めて見ていた。まるで、俺が何か解決策を持っているかのように。そんな物がある筈も無いが、気になる事はある。
「……ナイトの様子は変だったな。大体急すぎる。それに、一ヶ月もかかる仕事の内容は『行けば解る』…だ。相当難しい任務か、あるいは………。」
何か企んでいる、という言葉は飲み込んだ。最高司令官が俺達抜きで事を進めるなんて考え辛い。
暫くの沈黙の後、ソウマが切り出した。
「……なぁ、こうしないか?万が一、何かあった場合に俺達の間でだけ通じる合図を作るっていうのは?」
悪くないアイディアだが、問題はその方法だ。
「だけど、どうやって……」
「ゴースト関係なら携帯は使えないよね……」
再び暗礁に乗り上げた。困ったものだ………。
「一応、週に一回程度の頻度で集まることにしないか?集会場所を決めておこう。…全員の場所から等距離の地点は……此処だ。どうやら、丘のようだな。」
俺は取り合えずの打開策を講じた。
「そうね、それしかないわね……」
シオンや他の三人もそれで納得したようだった。……俺は、この程度のことしか思いつかない自分を情けなく思った。

全員がそれぞれの部屋に戻る事にした。シオンは誰が何と言おうとキリアから離れる気は無いらしく、ずっとキリアの腕にしがみついていた。
キリアとシオン、ソウマが部屋から出て行き、後には出て行こうとしないフレイアと俺が残された。
「……どうした、フレイア?」
フレイアは少しだけ赤くした顔を上げ、
「………今日は、セツナの部屋に居て……良いか……?」
爆弾発言をした。
「な……?」
フレイアの顔はみるみる赤くなり、俺は自分でも顔に血が上っているのが分かった。
「だ、だめならいいんだけど、その、なんとなく不安でだな――」
フレイアは早口で弁解を始めた。俺は………
「……良いぜ、泊まっていけよ。フレイア。」
恥ずかしいが、目を見てそう告げた。
「あ、ありが…とう、セツナ……」
顔を赤くしたままフレイアは笑顔でそう言った。

余談だが、彼女はこの後出発の三日後まで俺の部屋に居続けていたことを追記しておこう。





後書き
糖度が高……げほげほ。
ナイトの不可解な行動。離れ離れになる五人。彼らが辿るのはどんな道か……
急展開なこの物語。まさに急速落下。(意味不明)
では、次のお話で会いましょう。(謎)


                    
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