此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。
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買出しも終わり、自宅の義父さんと義母さんに承諾を得た。暫くして、いつものメンバーが集まった。
「ちぃーす!元気かい、皆!」
「こんばんは。お邪魔しますね」
最初に入ってきたのは舞と恵。続いて、
「皆のヒーロー、雅也様の登場だ!」
と叫びながら入ってくる雅也。輝は苦笑しながら座るように勧める。
「皆集まったな?もう準備はできてる」
輝に続いて翔矢が
「さっ、早く始めよーぜー」
と体を前後に揺らしながら促した。
「それじゃ、音頭は私が取るよー」
舞の『かんぱーい!』という言葉に合わせて、パーティーは始まった。
「オレ、コーラ一気飲みいきまーす!」
雅也がコーラのペットボトルを飲み干す。周りは拍手とアンコール。
「雅也、次は俺とたこ焼き早食い勝負だ!」
「良いだろう。オレの実力を味あわせてやるぜ!」
輝が雅也と勝負を始めた。パーティーが始まってから一時間。既に周りの飲み物はほとんど空になっていた。
「刹那、飲み物買ってこようぜ?雅也が一気飲みなんてするからすぐに無くなっちまう。」
翔矢が苦笑しながら僕に言う。
「……そうだね」
僕も苦笑し、翔矢と共に家を出る。
外は既に暗くなっていて、夜空には月が浮かび、星が瞬いている。僕と翔矢は近くのコンビニへ行く為、街灯に照らされた道を歩いていく。
「しっかし、クリスマスなんだってコト、すっかり忘れてたなー」
隣を歩いていた翔矢が笑う。
「は?今日はクリスマスだからあんなに騒いでるんだろ?」
呆れながら僕も笑う。そうだけどさ、と翔矢。
「……俺達さ、もうすぐ中学卒業だろ?そしたら、もう皆で騒ぐことは無くなるんだよな……」
どこか寂しそうに呟き、皆違う高校に行くみたいだしな……と付け加える。
「……そうだね」
僕は白い雪の降る空を見上げる。この空を見上げる事も、もう暫くしたら無くなるんだろうな……。
若干俯いていた翔矢は、顔を上げて言った。
「……憶えてるか?学校の屋上でさ、二人で昼寝したことあったよな?」
「あぁ、憶えてるよ。何時の間にか学校終わってたよね」
「あれはマジで焦ったよなー。夜中に学校に忍び込んで星を眺めた事もあったよな?」
「そうだね。あとさ――」
その後コンビニに着くまで、僕らは思い出話を続けた。話していて分かったけど、僕と翔矢は一緒にいる事が多いみたいだ。今まではそう感じていなかったけど、今ならはっきりと分かる。
この友人達と、あとどのくらいの間一緒にいられるのか、僕には見当もつかなかった。
後書き
段々と終わりに近づいています。
しかし、一話一話が短い気がする(ぁ)
「こんばんは。お邪魔しますね」
最初に入ってきたのは舞と恵。続いて、
「皆のヒーロー、雅也様の登場だ!」
と叫びながら入ってくる雅也。輝は苦笑しながら座るように勧める。
「皆集まったな?もう準備はできてる」
輝に続いて翔矢が
「さっ、早く始めよーぜー」
と体を前後に揺らしながら促した。
「それじゃ、音頭は私が取るよー」
舞の『かんぱーい!』という言葉に合わせて、パーティーは始まった。
「オレ、コーラ一気飲みいきまーす!」
雅也がコーラのペットボトルを飲み干す。周りは拍手とアンコール。
「雅也、次は俺とたこ焼き早食い勝負だ!」
「良いだろう。オレの実力を味あわせてやるぜ!」
輝が雅也と勝負を始めた。パーティーが始まってから一時間。既に周りの飲み物はほとんど空になっていた。
「刹那、飲み物買ってこようぜ?雅也が一気飲みなんてするからすぐに無くなっちまう。」
翔矢が苦笑しながら僕に言う。
「……そうだね」
僕も苦笑し、翔矢と共に家を出る。
外は既に暗くなっていて、夜空には月が浮かび、星が瞬いている。僕と翔矢は近くのコンビニへ行く為、街灯に照らされた道を歩いていく。
「しっかし、クリスマスなんだってコト、すっかり忘れてたなー」
隣を歩いていた翔矢が笑う。
「は?今日はクリスマスだからあんなに騒いでるんだろ?」
呆れながら僕も笑う。そうだけどさ、と翔矢。
「……俺達さ、もうすぐ中学卒業だろ?そしたら、もう皆で騒ぐことは無くなるんだよな……」
どこか寂しそうに呟き、皆違う高校に行くみたいだしな……と付け加える。
「……そうだね」
僕は白い雪の降る空を見上げる。この空を見上げる事も、もう暫くしたら無くなるんだろうな……。
若干俯いていた翔矢は、顔を上げて言った。
「……憶えてるか?学校の屋上でさ、二人で昼寝したことあったよな?」
「あぁ、憶えてるよ。何時の間にか学校終わってたよね」
「あれはマジで焦ったよなー。夜中に学校に忍び込んで星を眺めた事もあったよな?」
「そうだね。あとさ――」
その後コンビニに着くまで、僕らは思い出話を続けた。話していて分かったけど、僕と翔矢は一緒にいる事が多いみたいだ。今まではそう感じていなかったけど、今ならはっきりと分かる。
この友人達と、あとどのくらいの間一緒にいられるのか、僕には見当もつかなかった。
後書き
段々と終わりに近づいています。
しかし、一話一話が短い気がする(ぁ)
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