此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。
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その日は……そうだ、確かクリスマスイヴだったっけ……。
それは、学校帰りの事。
「刹那、翔矢。お前ら予定とかある?」
僕の後ろを歩いていた友達の一人、輝が問いかけてきた。
「今日って……クリスマスイヴだよね……何も無い」
「マジ?クリスマスイヴなのに?寂しいな~」
僕がそう返すと、輝の横を歩いているもう一人の友達、翔矢が茶化す。
「うるさいよ、放っておいてくれ。……で、予定が無いから何?」
「まぁまぁ、アレだよ、パーティー的な事やらねー?…って事だよ」
輝はそんなやり取りを軽く諌めて会話を続行する。翔矢は訝しげな顔をした。
「パーティーって…おいおい、お前は男三人でパーティーする気かよ?」
翔矢の言葉に、すぐに首を振る輝。
「そんなワケ無いだろ?あと……恵と舞…あ、雅也もだな」
この三人は僕のクラスメートだ。僕を含めたこの六人は大抵、いつも一緒にいる仲間だ。雅也はバカ担当。恵は大人しく、舞は対照的に男勝りだ。
「まぁ、いつもの面子だな。退屈はしねーだろうけどさ。どうするよ、刹那」
翔矢がそう問いかけてくる。
「まぁ、楽しそうだし良いんじゃない?」
僕がそう言うと、翔矢も頷く。
「俺も楽しそうだし、異論はねぇな。じゃ、連絡してみるか」
携帯を取り出し、他の三人にメールを送る翔矢。僕は疑問に思ったことを口に出す。
「翔矢、さっき僕のこと寂しい奴だとか言ってたけど、お前はどうなんだよ?」
「………………」
………黙ってしまった。
暫くしてメールが来た。恵、舞、雅也も暇だったらしく、パーティーをやろうっていうコトになった。
買出しをする為、何だか落ち込んでしまった翔矢を引き摺り、僕と輝は歩いていく。
「ところでさ、輝。何処でやるのさ?」
「刹那の家に決まってんだろ」
「……え?」
「愛さん、美人だよな~……恭耶さんカッコイイしさ~……」
何時の間にか復活していた翔矢が会話に加わる。
「良いよなー、刹那は。俺と代わってくれ!」
「嫌だよ」
即答する僕。こんなくだらない会話をしながら、笑いながら。時間は過ぎていった。
後書き
何だか5話くらいで終わりそうな気がする………。
次はパーティーです。では、また次回で。
次回、過去その4 刹那編。(何)
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守衛・刹那
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