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此処はTW2シルバーレインのキャラクター「守衛・刹那(b34281)」についてのブログです。 シルバーレインと関係の無い方々のコメントやリンク等は許可致しません。ご了承下さい。
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志貴は結社「鏡月」の和室の一室へ向かった。刹那を引きずりながら。

「さて……どうしたものか……」
志貴は刹那を部屋に放り込むと帰るべきか否か考えた。
「まぁ……こいつなら放っておいてもいいだろうが……どうせまた妙なことに巻き込まれたのだろうからな……」
その通りである。
志貴が行動を決めたところで部屋に入ってくる影が一つ。
「やべー携帯忘れた………ん?」
その人物は志貴とバッチリ目が合う。
「……もう既に午前1時を回っているんだが……何の用だ、日向」
「……志貴の兄さんこそ、何やってんだ……?」
その人物は日向・修一郎。鏡月メンバーの一人である。
「こんな夜中にこんな所で………ん?」
そこで修一郎は和室で眠っている刹那に気がついた。
「あれ?刹那……ん?ということは………」
どうやらあらぬ方向へ考えが向かっている修一郎。主に夜と二人きりの密室から膨らむ。
「……日向?」
志貴が訝しげに何を考えて、と訊こうとしたところでバッ、と修一郎が顔を上げた。
「……黒夜先輩」
「……何だ」
グッ、と親指を立ててイイ笑顔で修一郎は言う。
「……タイミングが悪くてスミマセン。さっさといなくなるからどうぞ後はお好きn」
「極彩と散れ」
窓ガラスを綺麗に割りながらとても綺麗なポーズで外へ吹き飛ばされる修一郎。流石は志貴である。
「そういう問題か?……まぁ、良い」
地の文につっこんだ後、短刀を懐に戻す志貴。どうやら本物の短刀だったらしい。
「いてて……そんなマジにならんでも……」
僅か5秒で復活して普通に玄関から入ってきた修一郎。復活速度は伊達じゃない。
「で、何で刹那が此処に?」
「あぁ、実はな……」
「睡眠薬か?」
「……次は腹を蹴り穿ってやろうか?」
「遠慮シマス」
志貴はその後、此処までの経緯をかいつまんで説明した。無論、此処まで連れてきたことしか判らないがどうせ何かしらの事件に巻き込まれたのだろうということを話す。
「成程な……ま、それは起きてからでも良いんじゃねぇ?とにかくもう帰ろうぜ。刹那は放っておいてもだいじょうぶだろうしさ」
「…そうだな。帰るか」
「先輩」
真面目な顔で立ち止まる修一郎に志貴が振り向く。
「何だ?」
修一郎はごく真面目に口を開いた。
「……俺はノーマルだぜ?」
「……斬刑に処す」
その後、修一郎の悲鳴が夜の町に響き渡ったのは言うまでもない。














後書き
今回は日向・修一郎背後さんの許可を得てSSに登場させてもらいました!ありがとうございます!
ネタ方向OK、との事だったので。(笑)
修一郎君は面白いですねー。書いてて大丈夫かと思いました。(生命的な意味で)
所々口調などがおかしかったらすみません。(汗)ご指摘をお願いします。
では、また次のお話で。
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